AI :弊社での業務効率化、質の改善でのAI活用事例
SOFTEX BLOG|DX経営の現場から
AIが読む「スキルシート」へ ― ソフテックスのAI活用DX経営の取り組み
生成AI(Claude)を業務基盤に組み込み、人材データの構造化から始めるDX経営を実践しています。
当社は約100名のエンジニアを擁するSES・システム運用企業として、「AIを使ってみる」段階から一歩進み、AIを経営と人材マネジメントの基盤に据えるDX経営を推進しています。その出発点として着手したのが、全エンジニアのスキルシートの全面刷新です。
スキルシートを「AIが読み取れる構造化データ」に
従来のスキルシートは書式も記載粒度も人それぞれで、「人が読んで初めて分かる」文書でした。当社では項目の標準化・スキル名称の辞書統一・5段階のレベル定義(自己評価×上長評価の二重評定)という共通ルールを策定し、既存の経歴書はAIで新様式へ一括変換。全社の人材情報を、AIが横断的に比較・分析できるデータベースへと再構築しました。
データが変える、4つの現場
■ 適材適所のアサイン: 案件要件とスキルデータをAIが突合し、根拠付きで候補者を抽出。提案リードタイムを大幅に短縮。
■ 付加価値の高いチーム組成: スキルの相互補完やリーダー適性、OJTペアリングまで考慮した編成案を複数パターン生成し、人が最終判断。
■ 社員のスキル意識向上: 自己評価と会社認定レベルの対話を通じて、一人ひとりが自らの強みと伸びしろを客観的に把握。
■ 有効な研修の設計: 全社スキルマップから育成ギャップを可視化し、一律メニューではなく個人別の育成計画へ落とし込み。
安心して使うためのルールづくり
AI活用の前提として、情報セキュリティポリシーにAIサービス利用規程を整備し、個人情報の匿名化・入力禁止情報の明確化を徹底。全社員に生成AI活用スキルの最低到達レベルを定め、「安全に、正しく、全員が使える」体制を構築しています。
「チーム提案型SES」という次のステージへ
この取り組みの先に見据えるのは、単なる人材提供にとどまらない「最適チームの設計・提案」そのものを価値とするサービスです。標準化されたスキルデータとAIによる組成ロジックは、お客様の課題に対して最短で成果を出すチームをご提案するための当社独自の資産となりつつあります。
ソフテックスはこれからも、AI活用を軸としたDX経営の実践知を積み重ね、お客様と社員の双方に還元してまいります。チーム組成・システム運用体制に関するご相談は、ぜひ当社までお寄せください。
By AI活用DX推進Working Group